古紙回収を無料で行ってくれる業者は、古紙のリサイクルに関して全ての部分で無料で行っているのか気になるところです。企業やオフィス、個人などあらゆるところから古紙回収について依頼をされているので、回収依頼については電話やメールを通じて予約制となっています。業者によっては、例外があるとは思われますが、概ね回収依頼については業者に来てもらうことが一般的で採用している会社が多いです。業者のなかには、直接の持ち込みを受け付けている場合もあります。居住する地域にある古紙回収業者のホームページを見るか、問い合わせをされた方がいいでしょう。無料か有料かも、合わせて確認しておくと安心です。
古紙は企業やオフィス、個人にてある程度分類されているとは思われますが、リサイクルするという観点からも、業者側がチェックします。なぜなら、古紙回収といっても、その種類はさまざまであり、分別がしっかりされていることが重要だからです。たとえば、よくあるのが薄いビニール袋が紛れ込んでいたり、新聞の中に雑誌のようなものが紛れ込んでいたりすることがあります。このようなものを見つけ、しっかり分別していかないと、その後の処理に移れません。
古紙はしっかり分別され、不要なものを除外したあとに、圧縮梱包機を使って圧縮されます。この圧縮梱包機を使うことであらゆる古紙は、3分の1から5分の1の量に圧縮されます。古紙を一時保管するときや、製紙メーカーに持ち込む際には必要な処理です。圧縮された古紙は、製紙メーカーに運ばれます。そこで再生紙やトイレットペーパー、板紙などに生まれ変わります。特にトイレットペーパーは、再生紙利用と書いてある商品を見かける機会も多いです。このような古紙が役に立っているのでしょう。再生紙利用と記載されているものは、そうでないものと比べて価格も安く設定されています。何よりも環境に優しいため、積極的に購入したくなります。
古紙を回収し、リサイクルによって製品化されることによって、ごみの減量化が可能です。一般ごみとして古紙を出してしまうと、焼却するごみが増え、二酸化炭素が排出され地球温暖化が進んでしまいます。すでに世界的に地球温暖化は起きていますが、そのスピードを少しでも遅くしなければなりません。自分たちが一般ごみをださないようにして、資源は再利用する流れを一般的に定着させ守っていきたいものです。そうすることで、次世代が暮らしやすい地球をつくることができます。古紙回収無料サービスをはじめとする資源のリサイクルは地味な活動にも思えますが、世界規模の大きな活動だといえます。
